市販のカラーとサロンのカラーの違いって?
最近コダマやドラックトップスにいくと必ずといってイイほど、市販のカラー剤を選んでいる、買っている人を見かけるようになりました。
市販のカラー剤の何がイイって?
500円くらいで買えちゃうし、お家で簡単にできるし、塗って待ってる間に家事とかできるし。。それに。。。。。
良いことがいっぱいですね~!!
わかるわかる~:-)
しかも、
実はサロンで使っている普通のカラー剤と成分があまり変わらない。
※オーガニックカラーは全然違いますよ。
→前のblogで説明しました。
では、どうして美容師さんはお店でカラーして下さい!
って言うのでしょう??
わかる人ー??
。。。。。。
カラー剤には
1剤と2剤があります。
市販のを使ったことがある人はわかると思いますが、茶色のが1剤、白いのが2剤です。
サロンではこの2剤の使い方を変えているんです。
だいたいのサロンが上の写真のように二種類の2剤を使っています。
2剤の役割を簡単に説明すると
髪の毛の色素を抜くこと。
2剤の濃度が高いほど毛は傷みます!!
日本では、この2剤の濃度は6%までと法律で決まっています。
白髪や根元の染めていない毛は濃度の高い5.5%を使わないと染まらないのですが、
染めている部分や傷みのある部分には濃度の低い2.5%を使って出来るだけ痛まないようにカラーをしているんです。
さらにサロンでは前処理といって傷む恐れのある部分にはトリートメントをつけてからカラーをします。
でも、
市販のカラーに使われている2剤は6%のみ。
これを自分で染めると必ず毛先についてダメージしてしまいます。
それに、
「白髪のある根元に染めた色」と「毛先に染めた色」
同じカラー剤を使ったのに、根元より毛先のほうが暗くなってしまうことはないですか?
毛先が暗くなってしまうと、サロンに来ても直すのは大変難しいです。泣
美容師は白髪に入ったときの色、黒い髪に入れたときの色、ダメージした毛に入る色をしっかり考えた上でカラーをしています。
髪の毛は1度傷むと直すことは出来ません!!
切るしか方法がないのです。
髪の毛をお肌と同じように大切にしてほしいなぁと思います♪